スキンダイビングとは？初心者の練習方法やライセンス講習など素潜りの基礎知識を徹底ガイド

このページでは、大注目のマリンアクティビティ「スキンダイビング（skin diving）」を大特集！

耳抜きや潜り方のコツ、必要な道具・装備や個人練習方法、ライセンス講習やシュノーケリングとの違いなど、スキンダイビングの基礎知識を徹底紹介します。

合わせて、東京を含む関東周辺エリアや国内随一の人気スキンダイビングスポットである沖縄（石垣島や宮古島などの離島を含む）など全国のおすすめ体験ツアーをチェックしていきましょう。

スキンダイビングとは？

スキンダイビングとは、酸素ボンベやレギュレーターなどのスキューバダイビング器材を一切使用せずに最低限の装備で潜水することを指します。

つまり、息継ぎをせずに自分の息が続く限り水中に潜る、あるいは泳ぐ「素潜り」を本格的なマリンスポーツとして楽しむ場合の呼称です。

同じ「素潜り」でも、スキンダイビングよりもさらに競技要素が強いものは「フリーダイビング」と呼ばれ、国内・世界大会などさまざまな競技大会が開催されています。

スキンダイビングとシュノーケリングの違い

前述もした通り、スキンダイビングとはスキューバダイビングの器材を使用せずに水中へと潜るマリンスポーツです。

その特性から「スキンダイビングとシュノーケリングの違いは何？」と疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか？

完結に言うと、スキンダイビングは水中に潜ることが目的で、シュノーケリングは水面に浮かんで楽しむものという違いがあります。

スキンダイビングのテクニックを習得することで、シュノーケリングを楽しむ場合にも、より楽しみ方の幅が広がることがメリットに挙げられます。

スキンダイビングの魅力

続いては、スキューバダイビングやシュノーケリングとは一線を画す「スキンダイビングの魅力」について紐解いていきましょう。

多くのマリンスポーツ愛好家からスキンダイビングが注目される理由として代表的なものは下記があります。

スキンダイビングの魅力は、身軽な装備で水の中に潜り、魚たちの目線で海中を泳ぎ回れることにあります。

また、ダイビングライセンス（通称:Cカード）の取得や保持を必要としないため、誰でも気軽に楽しめることも魅力の一つです。

日本全国のマリンスポットでは、色とりどりの魚たちやサンゴ礁はもちろん、イルカやウミガメ、マンタなど、さまざまな海洋生物を間近で観察できるツアーが開催されています。

スキューバダイビングよりも気軽に、シュノーケリングよりも本格的に海中世界を楽しみたい方におすすめのマリンスポーツです。

スキンダイビングの道具

ここからはスキンダイビングを楽しむために必要な道具・装備について解説していきます。

まず、スキンダイビングに必須となる基本的な道具・装備はシュノーケル（スノーケル）、マスク（ゴーグル）、フィン（足ひれ）の3点です。

シュノーケル（スノーケル）	水面に浮かんでいる際、顔を水につけたままの状態で呼吸をするための道具です。
マスク（ゴーグル）	水中を泳いでいる際、目と鼻からの水の侵入を防ぐために必要な道具です。
フィン（足ひれ）	水面あるいは水中を移動する際、スムーズに泳ぎ進むために必要な道具です。

また、楽しみ方や気温・水温などの状況に応じてウエイト（重り）やウエットスーツが必要になります。

ウエイト（重り）	ウエットスーツの浮力により水中降下が困難な場合に重りの付いたベルトを着用します。
ウエットスーツ	気温や水温が低い時はもちろん、体温の低下や怪我を防ぐためにも着用が推奨されます。

スキンダイビングの道具・装備はダイビングショップなどマリン関連グッズを取り扱う店舗、あるいはインターネットなどでも購入が可能です。

また、スキンダイビングを1日体験できるツアーでは、体験料金に道具・装備のレンタル代が含まれることが一般的です。

スキンダイビングの服装

スキンダイビングを楽しむ際は、水着（サーフパンツ）、ラッシュガードなどを着用し、タオルや着替え、日焼け止めなど一般的な海水浴の準備をしましょう。

スキンダイビングのやり方

スキンダイビング＝素潜りというイメージから「泳ぎが得意な人なら誰にでも簡単にできる」と思われる方も多いかもしれません。

もちろんその意見にも一理あり、自主練習を積むことで独学でもスキルアップが可能なこともスキンダイビングの魅力です。

しかし、スキンダイビングを快適かつ安全に楽しむためには、いくつかのコツやテクニックを覚えておく必要があります。

ここでは、スキンダイビングを楽しむうえで基本となるテクニックについて解説していきます。

耳抜き

スキンダイビングのスキルのなかで最も重要なテクニックが「耳抜き」です。

「耳抜き」とは、耳の中の空気圧を調整する技術で、鼓膜が破れることや、三半規管の異常を防ぐために行います。

実際に水中に入る前に、まずは地上で鼻をつまんでアクビを噛むようなイメージで練習しておきましょう。

ジャックナイフ（ヘッドファースト潜降）

スキンダイビングでは、スムーズに水の中に潜るために「ジャックナイフ」というテクニックが用いられます。

水面でジャックナイフのように体を折り曲げて、頭を下にした状態でまっすぐになり水の中へと下降していきます。

その姿勢から「ヘッドファースト潜降」や、アヒルが餌を捕まえるときの様子に似ていることから「ダックダイブ」とも呼ばれます。

ドルフィンキック

ドルフィンキックとは、ドルフィン（イルカ）のように体をくねらせて泳ぐ水泳方法の一つです。

両足を揃えて腰から上下に動かし、水中を叩くようなイメージで水中での推進力をつけていきます。

フィン（足ひれ）を着用するスキンダイビングでは、一般的なバタ足よりも効率よく水中を泳ぐことができます。

息を続かせるコツ

酸素ボンベやレギュレーターなどを使用しないスキンダイビングは、呼吸を止めて息の続く限り水の中を泳ぐ、あるいは潜ることが基本です。

水の中で長く息を続かせるコツはの第1点目は、潜る前に深く深呼吸をしてたくさんの酸素を肺に取り込むことです。

そして第2点目は、水中で力を抜いてリラックスし、ゆっくりと落ち着いて動作することです。

水中で慌ててしまうと酸素消費量が増えるうえ事故の危険も伴うので、平常心を保つように心がけることが重要なポイントです。

スキンダイビングのライセンス

スキューバダイビングと同じように「スキンダイビングにはライセンスが必要なの？」と疑問・質問をお持ちの方も多いと思います。

結論から言うと、スキンダイビングを楽しむにあたって特別なライセンス（免許）の取得および保持の必要はありません。

海水浴やシュノーケリングなどマリンスポーツの延長線上にある「海を楽しむためのスキルの一つ」として捉えておけば相違はないでしょう。

一方で、スキューバダイビングライセンス（通称：Cカード）を管理・発行するPADIなどの団体にはスキンダイビング講習を専攻するコースがあります。

本格的なスキンダイバーを目指す方はもちろん、しっかりとした技術を身につけてより安全にスキンダイビングを楽しみたい方は受講するのもおすすめの方法です。

PADIスキン・ダイバー・コース

スキンダイビングツアー・講習おすすめプラン

以下では、現在アクティビティジャパンでインターネット事前予約が可能な「スキンダイビングツアー・講習おすすめプラン」をご紹介します。

スキンダイビングのメッカとも言える「沖縄」や「鹿児島離島」はもちろん、関東・東京周辺や関西・大阪周辺などエリア・地域ごとのプランをチェックしていきましょう。

プラン内容をはじめ、体験場所や体験料金（価格）、ユーザーからのレビュー・口コミ体験談による評判などを参考にスキンダイビング体験プラン選びの比較検討にお役立てください。

関東のスキンダイビング体験ツアー

東京のスキンダイビング体験ツアー

千葉のスキンダイビング体験ツアー

北陸のスキンダイビング体験ツアー

福井のスキンダイビング体験ツアー

東海のスキンダイビング体験ツアー

静岡のスキンダイビング体験ツアー

関西のスキンダイビング体験ツアー

大阪のスキンダイビング体験ツアー

九州のスキンダイビング体験ツアー

熊本のスキンダイビング体験ツアー

鹿児島のスキンダイビング体験ツアー

沖縄のスキンダイビング体験ツアー

沖縄本島ののスキンダイビング体験ツアー

沖縄離島ののスキンダイビング体験ツアー

スキンダイビングの注意点

最後に、スキンダイビングを安全に楽しむ上での注意点をまとめています。

これらはスキンダイビングに限らず全てのマリンスポーツに共通して言えることなので、体験する前に再確認しておきましょう。

これら、マリンスポーツを楽しむ際の基本的なルール・マナーを守って安全にスキンダイビングを楽しみましょう。

なお、グループに初心者や未経験を含む場合は、必ずプロのインストラクターがガイドする体験ツアーに参加してお楽しみください。

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